太平電業(1968)【がれき処理設備工事が増加、依然PERは8倍台】

太平電業  [1968] 東証1部 時価:614円

 太平電業(1968)は11月11日、12年3月期通期の連結業績予想を大幅に上方修正した。従来予想の売上高649億円を730億円(前期比15.4%増)へ、営業利益15億9000万円を42億円(同83.9%増)へとそれぞれ増額した。
 12年3月期第2四半期累計(4〜9月)業績は、完成予定の原子力発電設備の定期点検工事などが下期に繰り越しされたが、火力発電所復旧工事などの集中工事で稼働率が上昇し、採算管理の徹底により、利益を押し上げた。また、がれき処理に使用する焼却設備の据え付け工事なども増加している。
 株価は、大幅な上方修正を発表した翌営業日の11月14日にストップ高し、その後反動で一時小幅調整したものの、11月下旬から再び上昇しはじめ、現在は600円台での推移となっている。ただ、PER8倍台、PBR0.4倍台と依然として割安水準にある。今後も中期的には、適度な調整を挟みながら上昇トレンドを維持することになりそうだ。

2011/12/8 12:45