協同飼料(2052)【好業績、有配で株価2ケタは割安、双日と共同でベトナムに飼料生産工場】

協同飼料  [2052] 東証1部 時価:96円

 協同飼料(2052)は、非商社系の配合飼料会社大手。12年3月期の連結業績は、売上高1310億円(前期比11.8%増)、営業利益17億円(同9.2%減)を見込む。しかし、第2四半期累計(4〜9月)の営業利益は9億8300万円(前年同期比66.4%増)と好調な推移となっているため、上方修正の可能性も。トウモロコシなど原料価格の上昇に伴い、製品価格の値上げを実施しており、その浸透次第で業績の上ブレも。
 さらに同社は、商社の双日(2768)と、共同出資で新会社を設立し、ベトナムでの豚向け配合飼料の生産に13年4月から乗り出すと発表。日本の飼料メーカーが生産拠点をベトナムに設けるのは初めて。
 新工場は、ベトナムで増大する豚肉の食肉需要を想定。現在食肉需要は年率約10%で増加しており、同国の国家畜産計画では、2010年の約1050万トンから2020年には1900万トンと倍増が見込まれる。また、ベトナムでは豚肉が好まれ、食肉需要の7割を占めている。
 豚の飼育頭数は2800万頭と日本の約3倍、アセアン内でトップ、世界でも第4位の規模。ベトナムの人口は約8600万人(09年4月1日時点国勢調査)、平均年齢が30歳未満で、今後も人口の増加が見込まれることから、飼料分野・畜産分野ともに、大きな成長が見込める市場。KSF社は、将来的に、ベトナムでの販売シェアを10%、年間約200万トンの生産販売を目指し、また、ベトナム以外の周辺国での販売も計画している。
 株価は、12月入り同時に動意をみせはじめている。ただ、株価は96円(13日前場終値)と2ケタ台にあり、業績好調な有配(3円)銘柄であることを考慮すると上値余地は十分あるといえそうだ。

2011/12/13 12:10