日特エンジニアリング(6145)【来期も大幅増益予想、スマホ向け需要が拡大】

日特エンジニアリング  [6145] JQ 時価:1,126円

日特エンジニアリング(6145)に注目。同社は、コイル用自動巻線機で世界シェア31%とトップを握っており、情報通信、パソコン・OA機器、AV・家電、自動車向けなど様々な分野で事業を展開。
 12年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結営業利益は、20億2600億円(前年同期比35.1%増)と大幅増益を達成した。開発案件の増加を背景に、売上原価率が前年同期比2.5ポイント上昇の69.6%と悪化したものの、情報通信向けを中心に売り上げが同42.1%増の107億円と急伸したことで、利益も急拡大した。
 これを反映して、会社側はすでに10月28日の時点で12年3月期通期連結業績予想を増額修正した。連結営業利益を従来予想の27億5000億円から33億5000万円(同28.5%増)へと増額し、過去最高を更新する見通し。
 来期業績も増収増益基調が予想される。受注展開については、営業活動を7〜9月期に抑制していたが、秋から正常化している。すでに、中国向け案件を数件取り込んでおり、引き続きスマートフォンやタブレット端末向け商談が入っているもよう。ユーザーサイドでのスマートフォン向け装置の普及ペースは、依然初期段階にあるほか、日本、中国、台湾ユーザーすべてを対象に展開しているため、今後もこの分野での受注が期待できる情勢。
 株価は、10月6日に安値799円を付けて以降、全般軟調相場の中にあっても、一貫して下値切り上げパターンの上昇トレンドを堅持している。PERは10倍台と割高感はない。

2011/12/27 8:36