ダイワボウHD(3107)【インフルエンザ対策で出番、ITインフラも好調】

ダイワボウホールディングス  [3107] 東証1部 時価:176円

 ダイワボウホールディングス(3107)に注目。インフルエンザ対策の高機能抗ウイルスマスクが注目を集めそうだ。
 香港で12月21日に「H5N1型」の鳥インフルエンザが検出されたことから、高機能マスクを手掛ける同社が、インフルエンザ対策関連として再びクローズアップされそうだ。
 日本国内でも、インフルエンザ定点医療機関(全国約5000カ所)当たりの患者報告数が、12月12〜18日の週が1.98で、前週(1.11)の約1.8倍に増えたことが26日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。増加は9週連続。また、今シーズン初めて、警報レベル(30が基準値)を超える保健所地域が出現した。
 一方、同社は、ダイワボウ情報システムやオーエム製作を完全子会社化するなどグループ力の強化を推進しており、これが収益面に反映しはじめている、震災復興需要もあり、IT分野も拡大していることから、12年3月期第2四半期累計(4〜9月)の業績は、連結営業利益で当初計画の20億円に対して33億3700万円(前年同期比60.8%増)と上方修正されており、通期予想の70億円(前期比14.0%増)達成にも期待が高まっている。
 株価は、12月5日に197円の高値を付けたものの、その後は全体相場の軟調もあり、現在は170円台固めの動きとなっている。PER12倍台、PBR0.8倍台と割り高感はない。1円増配して年4円配当(配当利回り2.27%)予定からも下値不安は少ない。

2011/12/27 12:59