松尾電機(6969)【出来高を伴い新展開、本格上昇のタイミング接近】

松尾電機  [6969] 大証2部 時価:116円

 大証2部上場の松尾電機(6969)が出来高を伴って堅調。一時、前日比5円高の116円まで買われ、昨年12月12日につけた114円を上回り、新展開を迎えている。
 この銘柄は当銘柄情報で、昨年12月20日に105円で紹介したもの。本格上昇のタイミングを迎えそうだ。
 同社はコンデンサーの大手で、タンタルコンデンサーが主力。12年3月期は、自動車向けなど主力のタンタルコンデンサーを中心に上期の震災影響に加え、後半はタイ洪水の影響も懸念されている。しかし、来期の13年3月期は、洪水による顧客の生産混乱が終息することから、収益のV字回復が見込まれる。
 特に、同社販売額の20%以上を占めるデンソー(6902)向けは、トヨタ自動車(7203)の主力であるハイブリッド車の「プリウス」をはじめとした複数の車種に採用されており、今後の継続的な成長が期待されている。
 株価は、11月11日に安値75円を付けて以降、急ピッチな上昇を続けたあと、いったん100円台でのもち合いで一服状態となっていが、ここにきて再び動意含みとなってきた。ただ、PBRは0.4倍台と依然として割安水準にあり、配当利回り1.7%も買い支援材料となりそうだ。110円台固めからの本格上昇場面の到来が期待できそうだ。

2012/1/6 12:30