三井住友建設(1821)【独自の放射能汚染土除染システムの効果を実証・インフラ整備でも貢献】

三井住友建設  [1821] 東証1部 時価:56円

三井住友建設(1821)に注目。同社は11日、独自に実用化した放射能汚染土除染システムを、福島県除染技術実証事業の公募対象技術として応募し、選定されたことから、伊達市小国ふれあいセンターにおいて、実地試験を実施してきたが、除染処理後の放射能濃度を25分の1に低減させ、処分が必要な放射能汚染土壌の量を5分に1に減らすことに成功し、この除染システムの効果を実証したと発表した。
 この放射能汚染土除染システムは、汚染土壌の前処理工程、特殊洗浄機を用いた研磨工程、除染処理土と放射性セシウムを含む濁水に分離する洗浄・分離工程、凝集剤とセシウム吸着剤を用いた濁水の濃縮・脱水工程などにより、除染処理土と放射性セシウム濃縮土に分離する可搬式プラントを用いた独自開発の除染システムだ。
同社は、大和証券グループの支援により再建が軌道に乗ってきている。PC橋などの橋梁工事と、超高層マンションの施工に強みをもっている。また、海外工事の受注獲得にも積極的に取り組んでおり、着実に実績を上げている。
 12年3月期の連結業績は、売上高3180億円(前期比6.5%増)、営業利益50億円(同0.8%増)を見込んでいる。
 放射能除去をはじめとした震災復興関連の様々な分野での貢献が期待でいる建設会社として注目したい。
 株価は、震災直後の昨年3月24日に136円高値を付けて以降、1212121212調整を続けていたが、ここにきて反発上昇の兆しを鮮明にしている。また、PERも8.8倍と割安水準にある。

20112/1/12 8:33