加藤製作所(6390)【復興向けにクレーン需要拡大、昨年来高値更新で上昇加速】

加藤製作所  [6390] 東証1部 時価:273円

加藤製作所(6390)に注目。同社は、建設用クレーンの大手。12年3月期の連結経常利益は、23億円(前期比82.5%増)と現在の会社予想の21億円(同66.5%増)を上回る可能性が濃厚だ。
 油圧ショベルの売上が中国向けの調整で減少しているものの、採算の良いクレーンの出荷は増加傾向にある。この結果、プロダクトミックスの改善効果が利益を押し上げる結果となっている。
 来期の13年3月期も増益基調で推移するものと予想される。クレーン事業は更新需要が顕在化する中、震災の復興関連の需要も伸長するものとみられている。震災後の東北地方でのクレーンのシェアは、足元で60%程度に達しているもようだ。
 株価は、昨年11月半ばの200円割れ水準から、ジリ高歩調を続けており、270円台に乗せてきている。連日の昨年来高値を更新する異彩な強さを示している。ただ、依然として時価水準で試算したPERは9倍台、PBRは0.52倍と割安水準にある。

2012/1/24 8:39