酉島製作所(6363)【海水淡水化プラントが海外で拡大、通期利益の再増額余地も】

酉島製作所  [6363] 東証1部 時価:1,082円

酉島製作所(6363)に注目。同社は、ポンプメーカー大手。主要な需要先の官公需向けの売上高は公共投資の削減により減少傾向にあるものの、海外での海水淡水化プラント向けや、火力発電所向けなどハイテクポンプは需要が増加している。特に中東向けなどの海水淡水化プラント用では高いシェアを獲得。
同社は、12年3月期の連結業績予想を修正した。従来予想の売上高550億円を500億円(0.2%増)へと減額したものの、営業利益は30億円を31億円(同1%減)と小幅ながら増額した。売上高は、UAEのプロジェクト案件の遅れや、円高による円換算額の目減りなどが主因。一方、営業利益は、海外子会社の寄与が従来予想を上回る見通しとなったためだ。
  円高による受注採算の悪化や不採算の海外プロジェクト案件がマイナス要因となるものの、海外のサービス子会社や製造子会社の利益貢献などが見込めるため、利益の再増額修正の可能性が残されている。
 株価は、1月16日に952円の安値を付けて以降、反転上昇トレンドが鮮明になっている。

2012/1/27 8:44