太陽誘電(6976)【MLCCの需給が改善、来期の営業利益は大幅黒字転換へ】

太陽誘電  [6976] 東証1部 時価:722円

太陽誘電(6976)に注目。同社のMLCC(セラミック積層コンデンサー)の需給レシオは、昨年10〜12月がボトムとなったもようだ。需給レシオは昨年10〜12月の2.53をボトムに今年1〜3月から改善すると予想される。ただし、季節性から需要数量のボトムアウトは4〜6月からとなりそうだ。
 需給レシオ改善は、出荷数量増を伴っている。MLCC出荷数量の増加幅は、需給レシオ上昇局面では実需を上回る傾向があるため、最終需要の増加を上回る出荷数量増が見込まれる。
リストラ効果も加わり、13年3月期の営業損益での黒字転換が予想される。会社が発表した国内正社員330人の削減を含むリストラを12年3月期末までに実施することにより営業損益は、12年3月期70億円の赤字から13年3月期には50億円程度の黒字と大幅に改善しそうだ。
 株価は、昨年10月5日に昨年来安値の484円で底打ちして以降、緩やかながら下値切り上げ型の上昇トレンドを堅持している。また、信用取引では、最近の売り残増加、買い残減少により、直近の東証信用倍率は0.48倍と大幅な売り長となっている。
2012/02/06 8:53