第一工業製薬(4461)【PER9倍・PBR0.6倍台と割安、期末一括配当で、利回り3%】

第一工業製薬  [4461] 東証1部 時価:231円

第一工業製薬(4461)に注目したい。同社が9日に発表した12年3月期第3四半期(11年4〜12月)の連結決算は、売上高433億9000万円(前期比13.4%増)、営業利益16億7000万円(同22.0%減)となった。通期営業利益に対する第3四半期の進捗率は83.5%と高水準に達しており、上方修正の可能性もある。
 同社は1月27日に、12年3月期通期の連結営業利益を、従来予想の29億円から20億円(前期比26.8%減)へと下方修正している。欧州債務問題の深刻化や、タイの大規模洪水の影響から世界経済は後退局面となり、更に、円高の長期化が拍車をかけ、日本経済も減速感が鮮明となった。これにより、市場環境が急速に悪化し需要が急激に減退したことによるとしている。
 ただ、時価はPER9倍、PBR0.6倍台の割安水準にある。3月期末配当は一括で7円を予定し、年間配当利回りも3.0%強と東証1部平均の2.1%強を上回る。
 株価は、1月27日に一時突飛高して直後に反落して以降、220円台での中段持もち合いが続いている。1月下旬に25日・75日のゴールデンクロスも達成しており、先高期待感が集まっている。
2012/02/10 8:13