富士通ゼネラル(6755)【消防救急無線のデジタル化投資が追い風、来期は新興国向けエアコンに期待】

富士通ゼネラル  [6755] 東証1部 時価:487円

富士通ゼネラル(6755)に注目。同社は主力部門であるエアコンで、海外ローカル部材を活用した低価格省エネ特化型インバータエアコンを開発し、中国や東欧・ロシアなどの新興国市場への積極的な拡販を図っている。
 さらに、今後成長が期待できるのが、国内消防救急無線のデジタル化投資に伴う需要だ。2008年に改正された電波法26条に基づき、2016年5月までに現行のアナログ無線からデジタル無線に移行する必要がある。全国で約1700カ所の消防署でデジタル化投資が行われた場合の市場規模は累計で1500億円超と見られている。同社は消防救急無線の分野で3〜4割程度のシェアを占めており、既に2010年には岡山市からデジタル消防救急無線システムを受注(契約額20億円)するなど、実績を上げている。
 12年3月期の連結業績を、売上高2130億円(前期比17.0%増)、営業利益130億円(同17.9%増)と見込んでいる。来期もエアコンの海外向け拡大などにより、増収増益が見込まれている15151212。
 株価は、1月31日の安値421円から反発を鮮明にしている。直近高値の1月19日の473円を2月10日に上回ってきたことで、新たな上昇局面を迎えようとている。
2012/02/15 8:25