三井住友建設(1821)【大和証券の売り最終局面に、ハウス栽培向け太陽光発電で実証試験】

三井住友建設  [1821] 東証1部 時価:80円

三井住友建設(1821)に注目。大株主の大和証券エスエムビーシープリンシパル・インベストメンツによる保有株の売却株数は、2月13〜15日の3日間で、既に約5000万株に達しており、その後も連日大商いを続けていることから、市場関係者のあいだでは来週前半にもこの売りが一巡するとの見方が浮上している。

 同社は10日、12年3月期第3四半期(11年4〜12月)の決算を発表した。売上高2071億円(前年同期比0.9%減)、営業利益25億3500万円(同12.0%減)となった。通期予想は、売上高3180億(前期比6.5%増)、営業利益50億円(同0.8%増)を据え置いている。
 同社は1月11日、独自に実用化した放射能汚染土除染システムを、福島県除染技術実証事業の公募対象技術として応募し、選定されたことから、伊達市小国ふれあいセンターにおいて、実地試験を実施してきたが、除染処理後の放射能濃度を25分の1に低減させ、処分が必要な放射能汚染土壌の量を5分に1に減らすことに成功し、この除染システムの効果を実証したと発表した。なお、来年度予算では、放射能除染の為の調査費用だけで1兆6000億円を超える費用が計上される。

 さらに同社は1月17日に、静岡県の太陽光発電農業促進実証モデル事業に?太陽光発電システムの施設園芸への利用?を提案して、業務を受託し、実証試験を開始したことを発表している。静岡県の太陽光発電農業促進実証モデル事業は、耕作放棄地などを活用した安価で確実な太陽光発電施設の導入と普及を目指し、太陽光発電システムを施設園芸への利用に伴う課題などを検討するもの。耕作放棄地などを活用した太陽光発電の活用により、施設園芸のランニングコストの削減と耕作放棄地の解消、新エネルギーへの転換が期待されている。
2012/02/17 12:45