ジャックス(8584)【新中期経営計画を評価、期末一括配当7円も魅力】

ジャックス  [8584] 東証1部 時価:273円

信販大手のジャックス(8584)に注目。同社の12年3月期の期連結業績は、営業収益は、1079億円(前期比7.2%減)と小幅減収を予想しているものの、営業利益は79億円(同2.5倍)と大幅増益を想定している。貸し倒れ関連費用や電算費の減少などにより、営業費用が全体で12%減となり、利益の押し上げに寄与する見通し。
 また、これまで取り組んできた中期計画「VIC10」は前期で終了しました。新たな中期計画は、震災発生の影響でスタートが1年先送りされたものの、注力する3大事業(クレジット、カード、ファイナンス)に加え、海外事業を新たな収益源とするため10年にベトナムに進出している。さらに同社の持つ5大機能(信用調査、代金回収、計算事務処理、金融、信用保証)を活用する方針に変更はなく、新中期計画の実践が今後成長のけん引役となりそうだ。
 株価は、昨年11月22日の安値222円で底打ちを完了し、年明け以降緩やかながら順調な株価推移をみせており、2月27日に284円高値を付けた後に一服状態となっている。昨年の10月28日高値の279円を上回ってきたことで、新たな上昇局面入りの期待が高まってきた。
株価指標面では、PERは8倍台、PBR0.4倍台と依然として割安水準にある。期末一括配当7円(配当利回り2.56%)も魅力だ。
2012/03/06 8:13