明星電気(6709)【米社と超小型衛星事業で技術提携、22年ぶりに復配果たす】

明星電気  [6709] 東証2部 時価:105円

 明星電気(6709)に注目。同社は14日午前11時に、米国サウスウエスト・リサーチ・インストチュート社との間で、超小型衛星事業について技術提携したと発表した。今後は、日本を含むアジア市場で、積極的な販売活動を展開する計画としている。
 同社は、大和証券グループの投資ファンド傘下で企業再生を進めてきたが、2月23日に12年3月期末に22年ぶりの復配を実施すると発表し、順調な経営再建ぶりが明らかになった。なお、配当は1.5円(普通配当1円、記念配当0.5円)。
 復配とともに、今期の営業利益予想を14億4000万円から12億7000万円(前期比58.4%増)に下方修正したものの、大幅増益予想自体に変化はなく、来期の13年3月期も増益基調が続く可能性は高い。
 同社は、地震計、津波観測装置などを気象庁に納入しており、今回の東日本大震災に伴う、復興・防災対策で、中核を担う企業としての貢献が期待されている。
 さらに、月周回探査衛星「かぐや」、小惑星探査機「はやぶさ」、準天頂衛星初号機「みちびき」に同社の観測機器などが搭載されるなど、日本の宇宙開発を支える企業であることも評価したい。
 株価は、復配発表で2月24日に116円高値まで上昇したあと、短期的な調整場面となっているものの、業績面での裏づけと同時に展開材料の豊富さから、中期的にジリ高歩調が期待できそうだ。
2012/03/14 12:00