ハザマ(1719)【復興関連の需要が本格化、中央リニア新幹線関連でも受注期待】

ハザマ  [1719] 東証1部 時価:252円

 ハザマ(1719)に注目。同社の12年3月期は、宮城県岩沼地区などのがれき処理、電力、工場、道路関連を中心に復旧工事を受注したことや、土木事業の採算性向上、建築工事の生産性改善効果などが寄与する見込み。会社計画の通期連結営業利益51億円(前期比28.2%増)を上回る増益が予想される。
 来期の13年3月期以降は、がれき処理、放射性物質除染関連の受注に加え、夏以降に震災復興事業が本格スタートするものとみられる。さらに、自動車専用道路建設などの受注も予想される。
 また、東北以外でも、同社が強みを発揮するトンネル、高架を含む高速道路、整備新幹線関連の受注も増加する可能性が高い。また、水溶液でセシウムを吸着する添加剤「ゼオライトスラリー」を開発しており、放射能除染事業への進出を目指している。さらに14年着工予定の中央リニア新幹線では、東京、名古屋周辺で同社が得意とする都市大深度トンネルがつくられる可能性が高いとみられ貢献が期待される。
 株価は、昨年9月末の100円水準から大幅な上昇をみせた後、2月半ば以降は、ほぼ250〜270円での頑強な推移となっている。今後は、業績面での好調さがさらに株価にも反映され、再び上昇軌道に復帰することになりそうだ。
2012/03/15 12:30