日本基礎技術(1914)【地盤改良や防潮堤工事で実績、今期営業赤字幅拡大は織り込み済み】

日本基礎技術  [1914] 東証1部 時価:339円

日本基礎技術(1914)に注目。同社は、地盤改良など基礎工事の専業大手として知られている。したがって、今回の東日本大震災に伴う被災地の地盤改良や防潮堤工事など復興に関連する分野では幅広く貢献することが予想される。
 同社は3月2日に、12年3月期の通期連結業績予想について、売上高を従来予想の192億円から161億円(前期比15.1%減)へ、営業赤字は同7000万円から10億5000万円(前期は8000万円の赤字)に悪化する、業績の下方修正を発表した。
 受注高の減少に加え、一部工事の進ちょく遅れなどが重なり、売上高が予想を下回りました。減収に加え、工事利益率の低下により、営業赤字幅が拡大した。ただ、期末配当(一括)については、従来の公表通り3円を実施する予定。
 この業績下方修正を受けて、翌営業日の5日こそ株価は反落したが、この日の安値305円で底打ちし、6日から反発に転じている。この業績下方修正は、ひとまず織り込んでいる。
 問題となっている、がれき処理の後に必要なのが、地盤改良や防潮堤などの工事。さらに、現在新潟県上越市の地すべりが大きな問題となっていますが、同社は地すべり対策の技術力でも優れている。今後も折に触れて復興関連の中核銘柄として物色対象となりそうだ。
2012/03/16 8:10