古野電気(6814)【船舶用電子機器はアジア向けに好調、PBRは0.4倍】

古野電気  [6814] 大証1部 時価:439円

 2月6日に紹介した大証1部の古野電気(6814)を継続注目してみたい。同社は、魚群探知機や電子海図など船舶用電子機器の世界的企業で、船舶分野で培った無線技術を核に、GPS(衛星利用の測位システム)や、医療機器事業を含めて陸上分野にも注力している。

 2月22日に、12年2月期通期予想の連結営業利益を上方修正している。従来予想の10億円を17億円(前期比37.3%増)とした。ただ、最終損益については、訴訟関連費用の計上や、税制改正に伴う繰延税金資産の取り崩しによる影響で、4億5000万円の黒字予想から6億円の赤字(前期は3億4300万円の黒字)に転落する見通し。ただ、これは特殊要因で、来期以降の業績は正常に復帰する。
 来期の13年2月期の船舶電子機器は、好採算のプレジャーボート用で新商品攻勢を掛ける計画。漁船向けは中国での拡販も見込まれており、増収増益基調が期待できそうだ。  
 株価は、年明け以降、順調に下値を切り上げて上昇を続けている。PBRは0.4倍台と割安感がある。

2012/03/22 12:34