大同特殊鋼(5471)【積極的な中期計画を公表、高付加価値製品を増産へ】

大同特殊鋼  [5471] 東証1部 時価:568円

大同特殊鋼(5471)に注目。同社は中期経営計画を公表している。計画最終年度の14年度の営業利益は450億円(11年度会社予想の305億円)を目指す。
 鋼材価格の値下げをコストダウンでカバーし、ベース製品の拡販で90億円、次世代製品の拡販で60億円の増益効果を見込んでいる。主力の特殊鋼では、主力の知多工場で電炉1基を大型電炉にリプレースし、2割程度の能力拡張を行う。自動車向け量産品種の生産性改善によって、競争力を強化する。投資によって産み出された生産余力で、海外競合メーカーが生産しない特殊ステンレスなどの高付加価値製品を増産する計画だ。
特殊鋼の使用原単位減少、自動車産業の現地調達化に対して、高付加価値製品の拡販でプレゼンスを高める。特殊鋼以外では、ネオジム磁石、ターボチャージャー用製品など、独自製品での成長に期待している。
株価は、年明けから順調に上昇を続けていたが、3月21日に高値589円を付けて以降、小幅調整となっている。しかし、25日移動平均線の550円を支えに反転上昇の可能性もある。PERは11倍台と割安水準となっている。
2012/03/26 8:32