戸田建設(1860)【採算重視の受注姿勢強める、震災復興でも貢献期待】

戸田建設  [1860] 東証1部 時価:286円

 戸田建設(1860)に注目。同社の来期13年3月期は、受注時の工事採算の確保を一段と重視する方針だ。効果が本格的に現れるのは14年3月期以降になる見通しだが、12年3月期に発生した一時的な負担増がなくなることが見込まれ、黒字に復帰するものと予想される。
 同社は、技術と信頼と伝統に支えられた病院・学校建設での競争優位性がコスト面も含め維持されている。今後増加が予想される病院の建替え需要や、教育施設の耐震化案件などでの貢献が期待できそうだ。
 さらに、環境・耐震関連の技術力を背景に東北被災地域の復興、スマートシティ(ITを活用して地域の効率的な電力利用を図る環境都市)建設、首都圏。ビルの耐震化・省エネ化などの案件受注増も期待できそうだ。
 株価は1月26日に316円の高値を付けて以降、調整トレンドとなっていたが、今後は280円水準での値固めを経て反転上昇に向かう可能性が浮上している。PBRは0.5倍割安水準にある。

2012/3/26 12:45