加藤製作所(6390)【今3月期営業利益上方修正濃厚、復興関連の需要持続】

加藤製作所  [6390] 東証1部 時価:398円

 今年1月24日に274円で、紹介した加藤製作所(6390)に再び注目。同社は、建設用クレーンの大手で、会社側は12年3月期の連結営業利益を20億円(同51.0%増)と予想しているが、22億円(前期比66.1%増)程度に上方修正される可能性が濃厚。第3四半期累計(11年4〜12月)の連結営業利益は、既に19億9300万円(前年期比7.6倍)と、通期予想に対する進ちょく率は、99.6%に達し、超過達成が濃厚。油圧ショベルの売上が中国向けの調整で減少しているものの、採算の良いクレーンの出荷は増加傾向にありる。
 さらに、来期の13年3月期も増益基調で推移するものと予想される。クレーン事業は更新需要が顕在化する中、震災の復興関連の需要も伸長するものとみられている。震災後の東北地方でのクレーンのシェアは、足元で60%程度に達しているもよう。また、下期には、中国向けも持ち直す見通し。
 株価は、1月24日の紹介時の274円に比べ現在40%以上上昇している。しかし、PER10倍台、PBR0.7倍台と依然として割高感はない。今後も適度に押し目を入れながら中長期の上昇トレンドが続きそうだ。
2012/03/28 12:30