ウェザーニューズ(4825)【モバイル向け伸長、津波を観測・補足するシステムを運用】

ウェザーニューズ  [3825] 東証1部 時価:2426円

ウェザーニューズ(4825)が3月26日に発表した12年5期第3四半期(11年12〜12年1月)の売上高は、前年同期比4.8%増の32億1200万円、経常利益は同20.2%増の8億2700万円と好調な推移となった。12年5月期通期予想は、売上高130億円(前期比6.6%増)、営業利益31億円(同17.1%増)、純利益18億円(同12.3%増)を据え置いている外注費などの経費の一部を見直し、未発生となったことが想定とのカイ離の要因。
売上高では交通気象やモバイル・インターネット分野などが伸長した。重点事業の一つである交通気象内の航海気象におけるOSR船隻数(実際の稼働ベース)は2月末で約900隻となり、前四半期末の830隻と比較すると増加したものの若干成長が鈍化したように見える。ただこれは、期中に南米大手のコンテナ船会社CSAVや、欧州の穀物メジャー、カーギルなどからの大型契約を受注しており、この案件の立ち上げを慎重に行っているためとみられる。
また、3月5日、津波を観測・補足するレーダーによるシステム運用を今月から開始したと発表した。
開発した「TSUNAMIレーダー」は、東北・北関東地方の太平洋沿岸がほぼ監視可能となる計9カ所に設置が完了。レーダーで捉えた津波観測情報を港湾での作業、海上工事などを行う事業者を対象にいち早く伝達し、被害軽減を支援する。
株価は、3月下旬から反転上昇を鮮明にしている。まもなく週足チャートで13・26週移動平均線がゴールデンクロスを示現する見通しだ。
2012/04/03 7:52