パイオニア(6773)【13年3月期は利益V字回復へ、シャープ資本提携でビジネス拡大も】

パイオニア  [6773] 東証1部 時価:400円

 パイオニア(6773)は、カーエレクトロニクスの回復などをけん引役に、13年3月期の業績で大幅増益が見込まれている。OEM(相手先ブランドによる製造)は採用車種の拡大が予想されるほか、市販用についても、カーナビゲーションの市場拡大が続くものと見込まれる。
 さらに、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業グループとの資本・業務提携を発表したシャープ(6853)が同社の筆頭株主(9.2%保有)であることから、シャープが保有株を売却するとの懸念がある一方で、逆に市場の一部には「新たなビジネスチャンスが広がる可能性もある」との期待感も浮上している。また、新年度からタイ工場が完全復旧して稼働することも好材料といえる。
 株価は、1月中旬から上昇を続けた後、3月に入ってから高値圏でのもみ合い状態となっている。ただ、下値は390円水準で止まる動きとなっており、下値不安は限定的だ。400円を割利込む場面があれば、買い好機といえそうだ。
2012/04/05 12:40