アークランドサカモト(9842)【今期は業態の多様化を推進、PERは6倍台と割安】

アークランドサカモト  [8894] 東証1部 時価:1355円

 アークランドサカモト(9842)の12年2月期業績は、売上高が前年比7.3%増の953億円、経常利益が同37%増の89億円となった。また会社側の13年2月期の業績予想は、売上高が前期比4.9%増の1000億円、経常利益が同5.1%減の85億円を見込んでいる。12年2月期決算は、1・主力のホームセンター事業の既存店売上が通期で4.8%増と好調に推移したこと、2・新規取引先の拡大にも力を入れた卸売事業、店舗展開を続けている外食事業の業績も伸長したことなど。
 また、13年2月期の会社側業績予想の主な前提は、1・主力のホームセンター事業で、既存店売上想定が前年比2.3%減、新規出店が小型店1店を含め3店、2・粗利率は前年並みなどとなっている。ただ、その中で同社が売場面積3000坪クラスの店舗のほか、小型店、専門業態などの実験を始めるなど、新たな出店戦略を打ち出している点は注目に値する。
 株価は、3月30日の業績見通し発表で、13年2月期の業績予想が減益見通しとなっていたこともあり、4月入りと同時に急反落したものの、早くも下げ止りの動きを鮮明にしている。株価指標面では、PER6倍台、PBR0.7倍台極めて割安水準にある。
2012/04/09 13:55