日本精鉱(5729)【低コスト難燃剤で収益拡大、原料調達先を多様化】

日本精鉱  [5729] 東証2部 時価:284円

 東証2部上場の日本精鉱(5729)に注目。同社の株価は3月27日に329円まで上昇した後に調整に転じているが75日移動平均線(11日現在292円)を割り込だところで底打ちの動きとなりそうだ。PBR1倍割れ(0.91倍)の水準は、業績面からも見直し余地がありそうだ。
 難燃助剤用三酸化アンチモンで7割を占める大手で、子会社を通じて展開している微粉末金属も電子部品向けに高い評価を得ている。アンチモン地金の国際相場上昇が利益を圧迫していたが、製品の値上げ浸透で利益率が回復している。
 中国中心の原料調達先も、タイなどへの分散を進め、現在集計中の12年3月期連結決算は、売上高135億円(前々期比24%増)、営業利益10億円(同14%増)と2ケタの増収増益を見込んでいる。
2012/04/12 12:30