太平洋工業(7250)【欧州で11月からTPMS装着が法制化、PERは10倍台と割安】

太平洋工業  [7250] 東証1部 時価:490円

同社の12年3月期第3四半期(11年4〜12月)の連結業績は、売上高542億5400万円(前年同期比12%減)、営業利益15億6900万円(同62%減)となった。震災の影響でトヨタ自動車(7203)をはじめとした主要顧客の生産減や、タイの洪水の影響による国内の生産調整が響いた。
 13年3月期は、日系自動車メーカーを中心とする生産増で業績改善が見込まれる。会社側は3月21日に欧州にTPMSの販売会社を設立することを発表している。欧州では12年11月からTPMS(タイヤ空気圧監視システム)の装着が法制化され、需要拡大が見込まれる。
 さらに、中期経営計画(12〜15年)では、各種の効率化、コスト削減活動で総コスト30%の削減を実現することで、15年度の経営目標として連結売上高950億円、営業利益率6%を目指している。
 株価は3月28日に536円で年初来安値を付けて以降、高値圏でもちあいが続いていたが、日足チャートではミニ三角もち合いが煮詰まりをみせるかたちとなっており、上離れのタイミングが接近しているようだ。株価指標面ではPER10倍台、PBR0.7倍台と割安水準にある。
2012/04/24 12:30