浜松ホトニクス(6965)【デジタルX線関連好調、3000円割れ水準で値固めから反発へ】

浜松ホトニクス  [6965] 東証1部 時価:2967円

 浜松ホトニクス(6965)に注目。同社の11年10〜12月期は、在庫調整で業績低迷が顕著であったが、12年3月をボトムとして、4〜6月期から業績改善が見込まれる。12年9月期通期以降は、世界的なデジタルX線普及による同社部品の需要増が予想されるほか、円高進行時に値上げを実施した同社にとって円安となれば、業績インパクトは医療機器の同業他社に比べて大きい。
11年10〜12月期には、想定以上の医用機器用途部品の在庫調整が見られたため業績が低迷した。顧客である日本の医療機器企業が電力規制などにより生産量が減少したため、余剰在庫が発生したことが要因。足元では3月に底打ちし、4月から好調な推移が予想される。
また、12年9月期通期のデジタルX線向け部品は、約100億円の売上貢献となる見通し。デジタルX線の普及は、電子カルテとの連携による医療効率化、高額なX線フィルム費用減による医療経済性の改善、被曝低減による医療の安全性向上など医療機器に重要な全てのテーマに関連している。デジタルX線関連の13年9月期は、150億円の売上高が見込めそうだ。
 株価は4月27日に3245円で年初来高値を付けて以降下落トレンドとなっているが、3000円を小幅に割り込んだ水準で下げ止まりの兆しをみせている。
2012/05/14 12:30