キユーピー(2809)【“具入り”など高付加価値製品を拡販、東アジアで中期成長狙う】

キューピー  [2809] 東証1部 時価:1171円

キユーピー(2809)に注目。同社は、主力のマヨネーズ・ドレッシング類の市場で、販売単価の上昇により売上の増加が見込まれる。具入りなど高付加価値製品の拡販およびスーパーマーケットでの生鮮4品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)売場に対して横断的に営業する「コの字展開」による業務用市場の深耕を目指している。
また、09年11月期以降は、東アジアでのマヨネーズ・ドレッシング類の市場拡大に向けた展開を加速している。特に中国では、マヨネーズの拡販が順調な進展をみせている。杭州、北京に続き内陸部での生産も視野に入ってきた。
13年11月期以降も、マヨネーズ・ドレッシング類市場での高付加価値化によるシェア拡大と、業務用市場の開拓およびコスト改革で安定した増益が見込まれる。12年11月期の通期連結業績予想は、売上高5000億円(前期比2.8%増)、営業利益235億円(同12.9%増)と2ケタ増益を見込んでいる。東アジアでの展開は現時点では売上・利益に与える影響は限定的だが、中長期的な成長に期待したい。
 株価は、4月23日の年初来高値1232円を付けて以降、反落を強いられている。下値メドは1100円台前半で、値固め完了後の反転上昇が期待できそうだ。
2012/05/16 7:50