レンゴー(3941)【値上げ効果がフル寄与、PER7倍台と割安】

レンゴー  [3941] 東証1部 時価:542円

レンゴー(3941)に注目。同社は、13年3月期連結営業利益を340億円(前期比36%増)と予想している。古紙や電力、LNG(液化天然ガス)など原燃料高はマイナス要因となる。しかし、13年3月期は、昨年8月に発表した段ボールの値上げ効果が通期でフル寄与することや、段ボールの販売量は前期比で2%程度増加すると予想しているため、大幅な営業増益を予想している。
段ボールの業界別販売先は、加工食品や農産物向けが引き続き堅調に推移すると考える。また、13年3月期は、販売が厳しかった電気・機械業界向けの段ボール販売も回復すると予想する。電気・機械向けの段ボールは採算が良いこともあり、販売量の回復は利益回復に寄与する。
 同社は安価な樹脂製の放射線遮へいシートを開発している。放射性物質で汚染された廃棄物の仮置き場を覆う用途などを見込んでおり、重ねて使うことで自在に遮へい性能を調整できる。今年度中に建材メーカーや自治体への販売をスタートする見通し。
 株価は、5月入り以降、全般相場に連動して調整を強いられていたが、500円台前半のフシ目まで下落したことで反発の兆しを見せ始めている。PER7倍台、PBR0.8倍台と割安水準にある。
2012/05/21 8:00