大幸薬品(4574)【正露丸の海外展開狙う、今3月期は減収ながら、増益転換

大幸薬品  [4574] 東証1部 時価:611円

大幸薬品(4574)の13年3月期連結業績は、感染管理事業の売上減少と経費の減少を見込み、売上高65億円(前期比2.7%減)と減収ながら、営業利益は5億5000万円(同6.8%増)を見込んでいる。
感染管理事業は前期のインフルエンザ流行の反動、経費では広告費や人件費の減少(前期の追加計上分の減少)をそれぞれ想定している。
国内の止瀉薬(下痢止めの薬)市場の伸びが低調なことや、除菌・消臭剤「クレベリン」の需要がインフルエンザの流行に左右される性格が強い現状を考えると、同社の中期的な成長には止瀉薬(「正露丸」など)の海外展開と、「クレベリン」の用途拡大が不可欠といえる。
 株価は5月に入って下げ足を加速し、800円台から610円台まで下落しており、底打ちのタイミングが接近している。中期的には800円台の回復も期待できそうだ。
2012/05/28 12:47