KOA(6999)【高付加価値品に注力、大幅減益予想も上方修正の可能性】

KOA  [6999] 東証1部 時価:699円

KOA(6999)の固定抵抗器は、携帯電話や、TVなどの民生機器向けでは同じ汎用系受動部品LMCCのように1台当たり員数増の恩恵を受けておらず、成長率が鈍化傾向となっている。一方で、自動車や産業機器などパワーエレクトロニクス向けでは、インバータ、DCDCコンバータ、充電器などの増加、あるいは電流検出ニーズに拡大により、高付加価値品の需要が中長期的に増加すると推定される。
13年3月期は上期デジタル家電用の不振深刻。しかし、車載用はメーカー増産で回復。FA、工作機械用の高付加価値品増勢し補う。13年3月期の連結営業利益は3億7000万円(前期比63.2%減)と大幅減益を予想しているが、上方修正の可能性がありそうだ。
固定抵抗器は、自動車向けの需要が堅調であるものの、EV・HEV向け高付加価値品の伸びが一服している印象を受ける。
 株価は3月の年初来高値圏で900円の株価が下落を続けていたが、5月半ば以降700円を軸とした値固めの動きにある。全体相場の落ち着きに伴って反転上昇の可能性が高まっている。
2012/06/01 11:40