セイコーHD(8050)【今期営業利益は63%増のV字回復、PERが7倍と割安】

セイコーHD  [8050] 東証1部 時価:248円

セイコーホールディングス(8050)に注目。同社は、全般相場が下落傾向を強める中にあっても、連日年初来高値を更新する異彩の強さを見せている。
 前期の12年3月期は、タイの洪水などにより、HDD(ハードディスクドライブ)関連部品などがマイナス影響を受けたものの、今期の13年3月期は、文字通りV字回復が見込めそうだ。
 5月8日に発表した13年3月期の連結業績予想は、売上高3100億円(前期比4.4%増)、営業利益が110億円(同63.4%増)、最終損益は50億円の黒字(前期は110億円の赤字)に転換する見通し。新興国の需要増を追い風にして腕時計の販売増加が見込める上に、電子部品事業も赤字事業からの撤退で採算が好転し増益転換することになる。
 株価は年初の150円水準から、一貫して25日移動平均線を下支えにするかたちで、典型的な下値切り上げパターンの上昇を続けてきた。さらに6月に入って、全般相場の軟調地合いに逆行するように、上昇のピッチが加速してきた。ただ、PERは7倍台と依然として割安水準のままだ。
2012/06/13 7:55