味の素(2802)【ROE改善を推進、異彩の逆行高を継続】

味の素  [2802] 東証1部 時価:1124円

味の素(2802)に注目。同社の進行中の経営改革に注目したい。ROE(株主資本利益率)を12年3月期の6.9%から14年3月期に8%に引き上げる方針。
成長戦略として利益率の高い海外食品事業を強化する。これまでもタイ、ブラジル、インドネシアといった新興国を中心に「味の素」や風味調味料などの売上は現地通貨ベースでは好調に推移してきた。これらの国で増産体制を整えていく(14年3月期までの3期で完工する生産設備への投資額は約345億円)。加えて、インドやアフリカなどの新市場にも進出していく。
もう一つの成長分野はバイオ・ファイン事業である。中でも飼料用アミノ酸「リジン」は家畜育成に不可欠なアミノ酸を安価に摂取できる飼料として需要が拡大している。供給体制の見直しや、原材料コストを削減することでキョウソウリョクヲ高めていく。
 株価は、全般軟調相場の中にあって、25日移動平均線を下支えに異彩の上昇を続けている。5月9日に付けた年初来高値1130円に肉薄してきた。
2012/06/21 7:55