日本触媒(4114)【高吸水性樹脂を増産、75・25日線のGC接近】

日本触媒  [4114] 東証1部 時価:931円

日本触媒(4114)に注目。同社は、アクリル酸でシェア世界3位。高吸水性樹脂ではトップの座を占める。また、光学フィルム用材料などの電子情報材料や、燃料電池用セルなど新エネルギー関連も手掛けている。
13年3月期はアジアを中心に日米の大手紙おむつメーカーの増産が続き、高吸水性樹脂の需要ひっ迫が継続する見通し。高吸水性樹脂の生産能力は前期末で47万トンだが、インドネシアや中国などでの増産投資により、3年後には59万トンまで引き上げる計画。今期の為替想定は1ドル=80円、1ユーロ100円、ナフサ価格6万円キロリットル。販売数量増と価格転嫁で増収を見込むものの、市況下落と原料価格上昇を織り込み営業利益は2割近い減益見通し。ただ、中期的には高吸水性樹脂の需給ひっ迫継続と増産効果により、増益基調を取り戻そうだ。
 株価は、5月17の安値821円を底に、全般相場に先行して反転上昇基調となっている。日足チャートでは、75日移動平均線を25日移動平均線が下から上に突き抜けるゴールデンクロスが目前に迫り、先高期待感が高まっている。
2012/06/26 7:50