キッコーマン(2801)【海外事業の好調持続、信用倍率は0.06倍と売り長】

キッコーマン  [2801] 東証1部 時価:980円

キッコーマン(2801)に注目。同社の海外事業は引き続き好調だ。同社は主にしょうゆの製造・販売を手掛ける食料品製造・販売事業と、東洋食品などの卸売を手掛ける食料品卸売事業を、北米、欧州、アジア・オセアニアの各地域で展開している。
現在、その中でドル箱となっているのは北米の食料品製造・販売事業で、同事業の営業利益率は12年3月期の実績で17.6%に達し、連結営業利益の31%を稼ぎ出す高収益部門だ。
欧州しょうゆ事業の売上高は、北米を上回る年率2ケタ成長が続いており、今後も同様のペースで成長することが期待される。国別では、ロシアの成長が著しい。現地の日本食レストラン向けに業務用しょうゆの販売が拡大しており、数量ベースの売上規模はドイツやイギリスなどを上回り、欧州で最大となっている模様。
 株価は、下値切り上げパターンを堅持しながら上昇を続け、年初来高値5月2日の1007円に肉薄している。直近の東証信用倍率が0.06倍と極めて売り長となっていることにも注目したい。
2012/07/03 12:20