日産化学工業(4021)【機能性材はスマホ向け拡大、信用倍率は0.75倍と売り長】

日産化学  [4021] 東証1部 時価:799円

 日産化学工業(4021)に注目。同社は、機能性材料の好調な滑り出しを反映し、業績上方修正の可能性が高まっている。液晶用配向膜ではスマートフォンや、タブレットPCなど中小型パネル向けをけん引役に年率20%成長を見込むほか、半導体反射防止コーティング材も微細化対応のフッ化アルゴンを中心に堅調に推移すると予想される。
機能性材料の回復による化学品や農業化学品、医薬品とのバランスの取れた収益構造は着目され、化学セクターでの高い収益率や、ROE(株主資本利益率)を再評価したい。
 株価は、6月4日に622円で年初来安値を付けて以降順調に上昇軌道を描き、現在800円水準の高値圏で持ち合い状態となっている。直近の東証信用倍率は、0.75倍と売り長状態が続いている。PERは12倍台と割高感はない。
2012/07/17 7:55