日本電波工業(6779)【スマホの量産が追い風、PERは8倍台】

日本電波工業  [6779] 東証1部 時価:864円

 日本電波工業(6779)に注目。同社の13年3月期は、FPD(フラット・パネル・ディスプレー)や、パソコンなどAV・OA向け需要の回復遅れと減退を考慮する一方、スマートフォン向け水晶デバイスの顧客層の広がりに伴う売上高増加が予想される。
スマホメーカーの新モデル投入時期の変動などがリスク要因となるが、スケジュールそのものがご破算にならない限り今・来期の業績を押し上げると判断できる。移動体通信市場では携帯電話からスマホに主役が移り変わり、セットメーカーの顔ぶれはここ数年で激変した。
同社の移動体通信端末向けビジネスは、ようやくスマホに軸足が移り始めたところにあり、今・来期の業績を浮上に導くものと予想される。特に、スマホ市場がニッチからメジャーになる過程で、高信頼、高性能、小型化技術に加え「量産供給能力」が重要視される点が同社にとって追い風となりそうだ。
 株価は、6月以降850〜1000円のボックス相場が続いている。時価で算出した株価指標では、PER8倍台、PBR0.6倍台と割安水準にある。
2012/07/24 8:00