日本ケミカルリサーチ(4552)【EPO製剤が成長期に、上放れのタイミング接近】


日本ケミカルリサーチ  [8894] 大証2部 時価:840円

日本ケミカルリサーチ(4552)のバイオシミラー(バイオ後続品)である腎性貧血治療薬「エポエチンアルファBS」(以下、EPO製剤)が新たな成長の柱に育ちつつあることや、英グラクソ・スミスクライン社(以下、GSK社)とのグローバル展開が進展し始めたことを評価したい。
7月27日に13年3月期第1四半期(4〜6月)決算が発表され、前年同期比3.0%増収、同20%経常減益となった。増収はEPO製剤と抗がん剤原体の伸長によるものであり、経常減益は薬価引き下げに伴う原価率の上昇が主な原因である。
 EPO製剤の売上は5億2500万円となり、前年同期比2割近い増加となった。これは医師のバイオシミラーに対する認知度が高まってきたことに加え、人工透析の診療報酬が今年4月から引き下げられたこともプラスに働いた。
 株価は、6月以降下値切り上げパターンを堅持している。特に、7月半ば以降の日足では三角持ち合いが煮詰まりをみせており、上放れのタイミングが近そうだ。
2012/08/06 12:10