デジタルアドベンチャー(4772)【予想覆す黒字転換を高評価、中期上昇波動がスタート】

デジタルアドベンチャー  [4772] 大証JQ部 時価:50円

 韓流スターの公式サイトなどで知られるデジタルアドベンチャー(4772)に注目。同社は7日引け後に、12年12月期第2四半期累計(1〜6月)の連結決算を発表した。営業・経常・純利益ともに当初の赤字予想に対して、一転黒字で着地し、株価面でも評価を受けている。経常損益は、1億1700万円の黒字(決算期変更にともない前期の第2四半期は6400万円の赤字)、最終損益は1億200万円の黒字(同1億1500万円の赤字)となった。
 従来想定を大きく上回る好決算となったのは、所属アーティストである韓流スターのペ・ヨンジュン氏、キム・ヒョンジュン氏などのDVDBOXや、写真集、関連商品の販売が好調に推移したため。また、デジタルコンテンツ事業では、スマートフォン向けのサイトも開発を含めて拡充した。
 約3年前に開始した自社テレビ局「DATV」(スカパー!を通じて視聴)では、9月29日からスカパー!でハイビジョン放送がスタートすることを記念し、韓国ドラマ「プロポーズ大作戦(原題)」や、イ・ジュンギ入隊前最後の主演作「ヒーロー」、キム・ソヨン主演の「検事プリンセス」などを10月1日から一挙に放送する「一挙にイッキ見一週間」のサービスを展開する。
 12年12月期の業績予想は、連結売上高が43億800万円(決算期変更にともない、直近の12カ月決算だった2011年3月期の売上高を挙げると約58億円)、経常利益が1億3800万円(同じく約6億円の赤字)、純利益は1億2800万円(同7億円の赤字)、予想1株利益は2円36銭をそれぞれ見込んでいる。
 株価は8月初から動意含みとなり、6日に60円まで買い進まれ、約5カ月ぶりに年初来高値を更新。きょう(8日)前場は、一時前日比14円高の58円まで買い進まれている。業績の急速な好転を背景に、今後も中期的に上昇波動が形成されることになりそうだ。
2012/08/08 12:39