ヤフー(4689)【新CEOで再成長に期待、調整一巡から反発へ】


ヤフー  [4689] 東証1部 時価:27050円

ヤフー(4689)の株価は8月8日に2万9460円の高値をつけた後に調整となっていたが、50日移動平均線である2万6448円に接近してきたところで下げ渋る動きとなっている。貸借倍率も1.09倍と需給面での妙味もある。
 NY市場でフェイスブックの安値更新もあり、同社を含むネット関連企業は最近の戻り相場では物色の圏外となっていたが、今年6月に44歳の宮坂学執行役員が社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格するトップ人事を発表。専門性に優れ技術伝承を担う人材を「黒帯」と認定する資格制度など有能な人材確保へ向けた処遇制度を導入した。この新CEOのもとでスマートフォン向けの新サービスの充実を急いでおり、この効果が表面化する秋以降は同社の新たな成長が期待される。
 さらに20日からはパスワードの有効期限を5分に限定した「ワンタイムパスワード」を「ヤフー!ショッピング」や「ヤフー!オークション」などの通販サイトで導入、セキユリティ対策を強化していることも注目される。アップル社の次世代「iPhone」の発表を控えるなかで、親会社のソフトバンク(9984)と共に見直される可能性も浮上している。
2012/08/23 12:06