京成電鉄(9009)【外国人需要が復調、第1四半期の利益はV字回復】

京成電鉄  [9009] 東証1部 時価:741円

京成電鉄(9009)に注目。同社は、東京や海外への観光需要の取り込みによる業績好調が際立っている。12年4〜6月期連結決算は、鉄道、流通、不動産などの主要事業で堅調な実績を確認。また、同社が筆頭株主のオリエンタルランド(4661)の業績も好調で、持分法投資利益も拡大している。成田都心間の路線で海外旅行の需要を取り込みつつ、東京への観光需要を取り込む有力な企業として改めて評価したい。
 4〜6月期の営業利益は前年同期比52%増益、2年前比でほぼ横ばいの68億円となった。同社単体の定期外の輸送人員は6月に前年同月比5%増(前年同月は4%減)、有料特急輸送人員は同34%増(前年同月は21%減)と回復が顕著。日本人の海外旅行の需要が好調なのに加え、外国人観光客が回復していることも寄与している。
 6月上旬以降、もみ合い相場を完全に上放れて順調に上昇トレンドを描いている。PERも14倍台と割高感はない。好業績を織り込みながら、今後もジリ高歩調が継続しそうだ。
2012/09/13 12:30