アタカ大機(1978)【放射性セシウムの分離除去技術を評価、もみ合いから上放れへ】

アタカ大機  [1978] 東証1部 時価:355円

アタカ大機(1978)の株価は、7月6日に510円まで急騰後に調整し、360円前後でのもみ合いとなっていたが、出来高増から動意含みの動きとなってきた。
 今年7月には、溶融飛灰からの放射性セシウムの分離除去技術を開発したことで人気化している。この技術は、焼却灰や飛灰の溶融安定化過程で発生する溶融飛灰を洗浄して放射性セシウムを水へ抽出し、水に移行した放射性セシウムを、プルシアンブルーを用いた特殊な凝集沈殿によって分離除去・濃縮し、放射性2次廃棄物の減容化を実現する技術で、本格的に採用が始まれば理想買いから現実買いへ移行し、再度評価されることになりそうだ。
 既存事業では、し尿処理場の震災復旧案件や、廃棄物処理・リサイクル施設の受注は順調で円高による海外案件の採算悪化はあるものの13年3月期予想の連結営業利益10億3000万円(前期比18.4%増)達成へ向け大きな不安はない。
2012/10/05 7:50