FDK(6955)【業容変貌期待が株価押し上げへ、積極的な中期事業計画に関心】

FDK /a>  [6955] 東証2部 時価:64円

FDK(6955)が下値を切り上げてきた。10月30日取引終了後に発表した4〜9月期連結決算は、低価格の海外製アルカリ乾電池流入や、円高の影響により、大幅減収で赤字に転落。13年3月期通期予想も大幅に減額したが、当面の業績悪化は既に織り込み済み。むしろアク抜け感から押し目買い意欲が強まっており、同時に発表した中期事業計画に関心が集まっている。
 中計では電池・電子部品の既存事業に蓄電システム・キャパシタを新しいビジネスドメインに加え、独自技術により相乗効果を追求。リチウムイオンキャパシタの新製品開発を加速して量産化により売上高を拡大するとともに、アライアンスでエネルギーマネジメント分野も強化する。さらに、付加価値製品の取り扱い拡大やローコストマネジメントで利益を極大化していく構えだ。
 最終年度の2016年3月期に連結売上高1100億円、営業利益率7%超を目指す方針で、年率15%ペースの売上げ成長が続き、利益水準は大幅にかさ上げされる。株価は上場来安値圏にあり、業容変貌期待が下値を押し上げていくことになりそうだ。
2012/11/01 11:50