新田ゼラチン(4977)【16年3月期の営業益4億円目指す、PERは7倍台と割安】

新田ゼラチン  [4977] 東証2部 時価:660円

新田ゼラチン(4977)の13年3月期第2四半期累計(4〜9月)の売上高は140億2900万円(前年同期比2%減)、営業利益9億100万円(同28.8%減)。ただ、これは昨年の震災特需(他社の工場が被災)がなくなったこと(2億円の減収、減益要因)、円高による点が大きく、実際は堅調に推移した。ゼラチンは、国内が写真用で大幅減少するものの健康食品用中心にカプセルが好調、海外も食用・カプセル用ともに需要が旺盛。
そのため通期の売上高は289億円(前年同期比4.1%増)、営業利益は20億7000万円(同2.7%増)と会社側では期初計画を変えていない。
ゼラチンは古くて新しいグローバルニッチ製品。需要はGDP(国内総生産)と相関し、今後、中国、インド、ベトナムなどアジア地域での需要拡大が見込まれる。同社は世界シェア第4位だが、アジアでは製造・販売拠点の基盤を持ち圧倒的トップに位置する。16年3月期には売上高400億円、営業利益40億円を目指している。
 株価は11月13日に620円で安値を付けて以降反発に転じている。PER7倍台と依然として割安水準にある。
2012/11/26 8:00