大平洋金属(5541)【ニッケル市況が反転上昇へ、13・26移動平均線のGC接近】

大平洋金属  [5541] 東証1部 時価:325円

大平洋金属(5541)の株価と連動性の高いニッケル市況の下落余地が限られてきたことや、短期的には中国でのニッケル銑鉄を中心とした生産調整や、相次ぐニッケル生産トラブルによる需給タイト化からニッケル市況上昇の可能性が高いと想定される。ニッケル市況上昇については、フェロニッケル専業の同社が最も恩恵を受けやすいポジションにある。
足元のニッケル市況は、下期会社前提の1トン当たり1万8100ドルを下回っているため、今期会社計画が再度引き下げられる可能性がある。ただし、過去の下方修正後の株価はニッケル市況とほぼ同様の推移となっており、下方修正のみを過度に懸念する必要はなさそうだ。
13年3月期はニッケル市況の低迷により、7.6億円の営業赤字を予想しているが、14年3月期はニッケル市況の回復とともに収益が改善し、30億円程度の営業黒字転換となる可能性が濃厚だ。
株価は、先週後半から急動意をみせているが、まだ初動段階。PBRは0.5倍台と割安水準にある。直近の信用倍率は1.23倍と拮抗している。週足チャートでは、13・26週の両移動平均線のゴールデンクロスが接近しており、先高期待感が高まっている。
2012/12/10 7:55