四国化成工業(4099)【ファインケミカルが好調、14年3月期は最高益更新も】

四国化成工業  [4099] 東証1部 時価:620円

四国化成工業(4099)は、タイヤ原料と建材が主力だが、水溶性防錆剤などファインケミカル部門にも注力している。1月29日に発表された13年3期第3四半期(4〜12月期)の連結業績は、売上高312億円(前年同期比3.3%増)、営業利益39億円(2.7%増)となった。
タイヤ原料の不溶性硫黄や車載・モバイル機器向けファインケミカル材料が好調に推移した。ただ、償却負担の増加や原材料高で利益の伸びは圧縮された。しかし、通期計画の営業利益50億円(前期比1.6%増)に対する進捗率は78%と順調なうえに、急速な円安も追い風となり、業績は上方修正含みと判断できそうだ。
続く14年3月期もタイヤ需要の拡大やファインケミカル材料の採用増などで順調な業績拡大が見込まれ、過去最高益が予想される。株価は、決算発表を受けて動意含みとなっているものの、依然としてPER12倍台、PBR0.9倍と割高感はない。
2013/02/04 7:20