ダイセル(4202)【たばこ用フィルターで円安メリット、株価は一貫上昇を堅持】

ダイセル  [4202] 東証1部 時価:668円

ダイセル(4202)に注目。同社は、酢酸セルロースやタたばこ用フィルター、液晶ポリマー、エアバッグ用インフレータ(ガス発生装置)などに展開している。13年3期第3四半期(4〜12月)業績は、売上高が2656億円(前年同期比4.1%増)、営業利益が198億円(同15.6%増)と好調だった。
エポキシ化合物やエンプラなど一部電子材料向けは需要低迷が見られたものの、たばこフィルター用トウが海外向けに伸びたほか、自動車エアバッグ用インフレータも自動車の生産回復で堅調だった。営業利益は、販売価格是正や減価償却費の減少が効いたセルロース事業が牽引した。通期見通しは据え置かれたものの、営業利益の進捗率は76.4%と順調な上、輸出比率が8割と高いたばこフィルター用トウの円安メリットが見込まれることから、業績上ブレ余地がある。
株価は昨年11月半ば以降、ほぼ5日移動平均に沿って一貫して上昇軌道を堅持している。
2013/02/18 7:50