東洋紡(3101)【新製品の販売拡大に期待感、上放れのタイミングへ】


東洋紡  [3101] 東証1部 時価:163円

東洋紡(3101)の13年3月期連結会社計画は、売上高3500億円(前期比微増)、営業利益180億円(同2%減)。通期計画の達成には第4四半期(13年1〜3月)で、売上高1007億円、営業利益72億円が必要。同社は13年2月にフィルム価格の値上げを発表しており、値上げ前の駆け込み需要が発生するため第4四半期は売上高が増加する見込みとコメントしている。
今後は同社が新しく開発した液晶ディスプレイから出る偏光を解消できる「超複屈折フィルム」と医療用途の「神経再生誘導チューブ」の販売拡大による業績伸長が見込まれる。会社側は「超複屈折フィルム」の売上高目標を16年3月期までに150億円と計画しているが、これはかなり保守的と判断される。「神経再生誘導チューブ」は、売上高目標を16年3月期までに50億円としている。いずれも14年3月期下期から本格的な販売拡大が見込まれている。
株価は、2月5日に昨年来高値の205円を付けた後、反落に転じ160円台での値固めが続いている。そろそろ上放れのタイミングが近そうだ。
2013/03/11 8:00