ドウシシャ(7483)【14年3月期は小売業への価格転嫁に注目、PERは10倍台と依然割安】

ドウシシャ  [7483] 東証1部 時価:1434円

ドウシシャ(7483)に注目。ブランド品などを量販店中心に卸売りする同社は、高ROE、高営業利益率、健全な財務体質と比較してバリュエーションは低位であることを評価したい。短期的には前期上期まで好調だった液晶テレビの反動減があるものの、13年3月期は減収減益となった可能性が高い。ただし、家電以外の商材の販売は、概ね好調に推移しているため、今下期から来期にかけての業績回復が期待できる。
中期的には、同社の顧客におけるPB化の進ちょくおよび、取引卸の集約化によって安定的な増収増益が続くものと見る。ただし、急激な円安転換によって仕入原価の上昇懸念が発生しつつある。14年3月期以降はユーザー(小売業)に対する価格転嫁の進ちょくに注視する必要がある。
株価は、2日に安値1230円を付けて反転上昇に転じ、一気に年初来高値を更新している。しかし、PERは10倍台と依然として割安水準にある。
2013/04/08 7:45