新電元工業(6844)【14年3月期は、再生エネルギー向けパワコンが貢献へ】

新電元  [6844] 東証1部 時価:392円

新電元工業(6844)の13年3月期通期業績は、売上高が880億円(前の期比7%増)、営業利益が21億円(同58%減)の会社推定となっている。一昨年起きたタイの洪水で被災し、上期にその影響が大きく出た。加えて昨年末以降円安に大きくシフトしているものの、アジア通貨中心に円高に推移し減益要因となった。ただし、足元ではアジア二輪市場の復調やパワコン引き合い急増に加え、為替の円安推移も伴い業績は回復傾向にある。こうした状況を勘案し会社側は、第3四半期決算発表時に従来予想を売上高で17億円、営業利益で6億円上方修正させた。
なお、会社の1〜3月期為替前提条件は1ドル=87円、1ユーロ=115円。為替予約を活用しているため円安効果は限定的だが、着地は若干上振れ気味となりそうだ。
14年3月期は、受注が拡大している再生エネルギー向けパワコンが業績貢献し、増収増益を予想。アジア市場での二輪需要回復傾向は続き、一時需要一巡で停滞した移動体基地局向け電源も高水準の需要が期待される。
2013/04/16 7:45