ヤマハ(7951)【本格回復の時期に突入、中田卓也新社長の手腕に期待】

ヤマハ  [7951] 東証1部 時価:1145円

ヤマハ(7951)の14年3月期は、いよいよ本格回復の時期を迎える。為替メリットも大きいが、加えて電子部品や楽器の販社のスリム化による構造改革効果が見込まれる。会社の為替前提は1ドル=85円、1ユーロ=115円と保守的で、仮に需要環境が弱含んでも、会社計画の上振れ余地は大きい。ただし会社は今後1〜2年を、飛躍の時期と位置付けており、固定費の拡大には注意が必要と我々は評価する。
14年3月期の連結業績予想は、売上高3900億円(前期比6.3%増)、営業利益180億円(同95%増)、純利益135億円(同3.2倍)の大幅増益を見込んでいる。商品別には主に電子楽器および音響機器、地域別には北米および中国をはじめとする新興国市場での売上成長を見込んでいる。今回、会社はトップマネジメントの交代を発表、中田卓也新社長の手腕にも期待が集まる。
株価は、4月入り以降900円台での値固めを経て、下旬から上放れの兆しを鮮明になってきた。PERは15倍台、PBR0.9倍台と割高感はない。
2013/05/10 7:45